入局案内

ぜひ放射線科へ

教室紹介です

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当教室への入局を考えておられる
医学部の学生さんや
研修医のみなさんへ


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 臨床放射線医学は大別して画像診断学、核医学、放射線治療、及びInterventional Radiology (IVR)の4部門に分かれていますが、いずれも完全に独立して存在するものではなく、診断から治療にわたり有機的に関連しあって成り立っています。当教室では、いずれの部門に関しても可能な限り均等に習得できるカリキュラムを組んでおり、希望に応じた専門分野への移行が円滑に行えるように図っています。

1)ct-1.JPG 画像診断学:

臨床の各領域において、画像診断の占める役割は非常に大きく、近年の機器の急速な進歩により重要性は増してきています。多岐にわたる画像診断法を原理や機器・撮像法を含めて理解し、広範な臨床領域において経験をつむことにより、最も効率化、最適化した総合画像診断を行うことが可能となります。そして、現在の医療で強く求められているEBM (Evidence Based Medecine)に基づいたモダリティの選択とcost effectivenessを念頭においた必要かつ十分な検査を施行できる専門性の獲得に必要な基礎的な教育を行っています。指導内容は、解剖及び正常所見の理解からはじまり、異常所見については病理組織学的及び病態生理学的な画像の成り立ちについて学習します。習得できる検査法として、単純X線写真、消化管X線透視、超音波、CT、MRI、血管造影などがあります。

単純X線写真は最も基本的な画像診断のモダリティであり、撮像原理、方法から教育します。胸腹部領域を中心に読影の基礎を習得し、各種の特殊な撮像法についても学習します。


消化管X線透視は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の全領域にわたり基礎的な撮像技術の習得を行い、特殊な撮像方法についても学習します。


 

超音波は頭頚部、乳房、腹骨盤部臓器、整形外科領域、血管等、広範囲に全身の超音波検査の研修を行います。最新の機器によりカラードプラ/パワードプラによる血流測定や三次元再構成等も可能となっています。


CT・MRIは、全身にわたり基本的な撮像方法の理解と読影力を習得します。三次元再構成画像や、IVR-CT、機能検査(functional MRI)や代謝測定(MRS)などの新たな診断法についても適宜教育します。


 

血管造影は、全身にわたり基本的な検査手技を学び、IVRに必要な基礎的知識を取得します。


 

その他、各種の特殊撮影(DIP, DIC等)、乳房軟線撮影、骨塩定量等の検査法及び読影法を学習します。



2) n-med--3.JPG核医学(RI):

放射線同位元素を用いて臓器機能や腫瘍の局在等を画像化し、定量的に解析することにより臨床的診断や病態の解明を行う診断法です。装置や測定法の進歩、放射性医薬品の開発等により臨床面、研究面でともに進歩の著しい領域であり、アイソトープセンターとの提携によりin vitroでの解析や研究も可能となっています。

 

 

 


3) 087.JPG放射線治療:

機能と形態を温存した癌治療を基本的概念としています。一般には手術不能例に対する姑息的な治療という誤った認識がもたれやすいのですが、早期癌を可能な限り低侵襲で治療することが最大の役割であり、近年は画像診断の進歩による早期発見と、IVRとの併用や治療機器の進歩による対象疾患の増加により、その臨床的意義は高まってきています。現在のところ本邦では人口比にして欧米の半数しか治療装置が普及しておらず、今後の認識の高まりと装置の導入により更に一般化が期待される臨床医学分野です。当施設では、化学療法及び温熱療法を併用した腫瘍に対する集学的治療を行っています。

 

 

 
4) IVR:

Interventional radiologyとは、放射線診断ivr-3.JPG的手技の治療への応用であり、より低侵襲な治療法として医療に果たす役割は年々高まってきています。通常の診断的手技に比してより高度な技術と専門的知識が要求され、関連病院からの専門医派遣の要請も増えてきており、人材の育成が急務となっている領域です。大別してvascular IVR (TAE, TIPS, 動脈注入療法等)とnon vascular IVR (PEI, ステント留置等)に分けられ、両者にわたり基礎的手技について教育します。



徳島大学大学院
医歯薬学研究部 放射線医学分野

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